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"コート・ロティワイン"とは?

ヴィエンヌから南へ数キロ下ると、ローヌ側の斜面にブドウ畑が一帯に広がっている。コート・ロティである。

コート・ロティは、特殊とも言える場所にブドウ畑が形成されている。ローヌ側の斜面にしがみつくように、目がくらむような急斜面にブドウ畑が広がっているのである。畑を安定させるために、空積みした石垣で土を囲い込んだり、コート・ロジェにあるランドンヌの急斜面では、唯一使えるウィンチで畑作業をしているのである。

生産者の中には、コート・ロティがフランス最古のブドウ畑と主張するものもいるが、紀元前1世紀あたりから、評価の高かったヴィエンヌのワインのなかで、すでにこのコート・ロティは、えり抜きの位置を占めていた。以来、コート・ロティのワインは、高い品質を保持してきた。わずかな生産量の製品は、長らくプロにしか知られず、その大部分は輸出用に回されてきた。しかし、70年代末からコート・ロティーのA.O.C.は確かな名声を確立した。生産量はごくゆるやかにしか向上しないので、価格が跳ね上がったのは言うまでもないことである。

コート・ロティの製品の優れた品質については、地図を見れば多くがわかるとも言われる。ヴィエンヌの高さでローヌ川は大きく方向転換し、突然、南西に向かうからだ。これはスモンの集落まで、ローヌ川の右岸は理想的な南南東の方向を向く。

コート・ロティでは、シラー種だけから赤ワインのみがつくられるが、それをよりまろやかで、飲みやすい物にするため、10から15%のヴィオニエをブレンドするのが慣例となっている。 添え木が1本ごとに直立する南の畑とは違い、コート・ロティのシラーは、2本ごとに逆V字形に固定された、多数の添え木を登っている。

ワインは、スミレ、スパイス、イチゴ類の複雑な香りを持ち、それは年とともに、優れた広がりを持ち合わせるようになるのが特徴である。

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