カルヴァドスを探す

"カルヴァドス"とは?

フランスのノルマンディー地方で造られる、林檎のブランデー、すなわち林檎を原料とした蒸溜酒である。世界で最高のアップルブランデーとして知られている。 土地に密着した、一種の地酒に近い。

ほとんどのフランス産ワインと同様に、AOC(原産地呼称規制)の対象である。3つの名称があり、それぞれに味や性質は異なる。 連続式蒸留機によるものが「カルヴァドス」。 オージュ地方のリンゴから出来たダブル蒸留による(再蒸留器または単式蒸留器による蒸留)ものが「カルヴァドス・ペイ・ドージュ」。 ドムフロンテ地方のリンゴと梨(梨の割合は30%以上)からなる連続式蒸留機にて生成されたのが 「カルヴァドス・ドムフロンテ」。生産地区として9つの地区が指定され、1つの地区だけの製品は、その地区名を付することができる。

アルコール度数はウイスキーやその他の蒸留酒と同様に40度くらいはあるが、リンゴと洋ナシを原料にしているため、やわらかく香りも豊かである。 一般に出回っているのは、5年から10年物だが、中には20年を越える物もあるという。 食後のチーズや、シガーとの相性がよく、基本的には食後酒として飲まれることが多い。

寒い時期にはゆっくりとストレートで楽しむのもいいが、暑い時期には少し氷を入れると味が引き締まる。氷が解けていくにつれて、柔らかい香りが立ちあがり、滑らかな味わいで、リンゴの皮を思わせるような細かい渋みも口中に広がってくる。 ジンジャーエールやソーダで割っても、清涼感がありおいしい。

チョコレートと合わせるときには、ショコラをゆっくりと口の中で噛まずに溶かし、溶けきったあたりで、冷えたカルヴァドスをゆっくりと流し込む。 カクテルベースとしても頻繁に使われている。定番ジャックローズからコーヒーに入れて飲むホットカクテルまでバリエーション豊富である。 様々なシーンで個性を発揮するカルヴァドスにはいろいろな楽しみ方がある。

カルヴァドスの語源は、ノルマンディー地方の沖合で“El Calvador”(エル・カルヴァドール)という船が難破した故事から生まれたという説が有力。

カルヴァドス商品を見る



  1. 酒ログトップ
  2. カルヴァドス